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技術を学ぶことと盗むことの違い
職人さんが師匠の技を弟子が盗むと言いますよね。
これも技術の習得としては当たり前の手法だと思います。
ただ、盗むと言っても、弟子は師匠の技を単に模倣するのではなく、
自分でやってみて、経験して、
自分なりに創意工夫して、
生み出していくことだと思っている。
そこには自分なりの努力が含まれている。

つまり、絶対的な経験値というか現場で叩き上げた高い品質がある。
努力して生み出された技術・創作性そのものが、自分自身のアートワークであり、クライテリアになる。
そのためには、能動的に行動することが必要になる。
それに対して技術を学ぶということは、
今は撮影会とか行かなくても
YouTubeやWebとかからでも撮影テクニックなどを公開している時代。
雑誌や動画から学ぶ機会はいくらでもある。
学ぶことは決して悪いことではないし、必要なこと。
それすらしない人も沢山居るでしょう。
ただ、学校の教育と同じで、
与えられたものから学んでいく。
それは、受動的な行動になる。
与えられただけの情報から
少しでも創意工夫して自分の価値を見いださないと、
それは単なるコピーにしかならない。
能動的に行動するか、受動的に行動するかの差は大きい。
能動的に行動することで、
自分の価値観、高い品質、信頼を生み出すのであって、
受動的に行動しても高い品質は確保できない。
あくまで模倣していることから抜け出せないのだから。
モデルさんの満足度No.1を目指して。